ヒキダス流:ドキュメントIDの確保(2009年2月時点)

ヒキダスでは、サイトを構築する際、多くの場合、本番用のサーバだけではなく、テスト用にもバーチャルドメインを設定し、テストサーバを作ります。テストサーバには、サイト全体に閲覧認証をかけますが、これも「.htaccess」を使わないので、FTPでアップされたコンテンツは、テストサーバも本番サーバも、ほぼ100%同じものになります。(当然ながら、更新のタイミングは、ずれることがありますが)
MODxの管理画面から設定する内容も、同じ内容にしておきたいですが、そこで問題になるのが、ドキュメントIDです。
たとえば、新着情報のフォルダを作って、そこに作成したドキュメントを新着情報として表示するとした場合、トップページでDittoを使って最新の新着情報を表示する場合、パラメータで、この新着情報フォルダのドキュメントIDを指定することになります。
ドキュメントIDは、自動採番で勝手に割り振られるものですから、テストサーバと本番サーバと、同じ順番で同じ内容のドキュメントを作っていけば同じになりますが、まあそのようになることは期待薄です。
そこで、ヒキダスでは、MODxをインストールしたら、ダミーでドキュメントをたくさん作っておきます。(10とか20とか、サイトによっては50ぐらいのときも)
MODxはインストールすると、ドキュメントID「1」のドキュメントがありますが、これは使わず、ドキュメントID「2」をトップページとして、この「1」のドキュメントを非表示フォルダにして、この下にダミーページを隠しておいておきます。
そして、ID指定の対象になるコンテンツが必要になったら、この隠しておいたダミードキュメントを表に出してきて使うということをやっています。
このようにしておけば、Dittoのスニペットコール等、テストサーバも本番サーバも、全く同じものが使えます。
ま、もっと良い方法があれば、変えていきたいと思いますが、現時点でヒキダスではこれでやっています。