ウェブ屋がCMSを提案し、“MODx”を使うということ。

 最近、「ほんのちょっとした修正でウェブにお金を使う」ということに疑問を持たれるお客様が増えているように感じます。世間では「CMS(コンテンツ管理システム)」という言葉が“いまさら聞けない用語”になりそうな勢いで市民権を得つつあります。ウェブ屋(サイト制作会社)としてもこの状況に黙って指をくわえているわけには行きません。それどころか、積極的にCMS導入を提案し、より質の高いサイト構築をお客様に提供できるようにすることが、プロとしてのウェブ屋のあり方の一つではないかと考えています。
 そういった中、ヒキダスでも、XOOPSMovableType(MT)、商用CMSなど、いくつかのCMSをサイト制作に使ってきました。それぞれ持ち味があり、適材適所に使えば充分力を発揮します。ただ、ウェブ屋がサイト制作の仕事の中で使うとなると、なかなかしっくりくるものがありませんでした。(ヒキダス自身も、簡易版CMSの「ヒキダスお知らせ更新システム」や、求人に使いやすい「ヒキダス携帯CMS」も作ったりしてきました。)
 そうこうしているうち、2007年、MODxというオープンソースCMSを使うようになりました。使ってみると、サイト制作会社が使うCMSとして、企業サイトにも充分使えること、MODxには多くのアドバンテージがあることがわかりました、それ以来、ヒキダスでは、多くのサイトに、CMSとしてMODxを導入しています。
(その後、MODxは「CMS AWARDS '07/Most Promising Open Source CMShttp://www.packtpub.com/article/modx-wins-most-promising-open-source-cms を受賞)
 今後は、ともに協力し合える、制作会社さん、個人の方、サーバー会社さん等の輪を広げて行きたいと考えています。

 このブログでは、MODxを使ってサイト構築をしていくうちに、気づいたこと、調べたこと、作ったもの等のことを書き留めておきます。そして、順次整理して、ヒキダスのサイト(http://www.hikidas.com/)にアップしていくつもりです。